距離感

きょ‐り【距離】
1 二つの場所や物事の間の隔たり。「前の車との―を縮める」「考え方に―がありすぎる」

2 人との関係で、相手に対する気持ちの上での隔たり。「―を置いてつきあう」「相手の態度に―を感じる」
3 数学で、二点を結ぶ線分の長さ。また、二つの図形上の点を結ぶ線分のうちの最短のものの長さ。

wikipediaは違う気がしたのでgoo辞書から。
3の線分の長さというのは少しテーマが違っていて、自分で適当に円とか多角形を書いて目に付いたところの距離を計算すると結構楽しく時間を潰せます。
今回書こうと思ったのは1と2で言うような距離。多分最適な距離というのが存在する。比率みたいなことで。
生活の中で、「お、これはいい距離感だな」とか「この人の距離感いい」とか思うことが結構あります。
あったかくなってきたから盆踊りを考えることがちょいちょい増えてきてるので、盆踊りで言えばいっぱいだけどぶつからない距離がちょうどいい距離感みたいなことと思います。
普通に文字とか写真の載った媒体でもmarginとかpaddingがうまく取れてるのは見やすいのがちょうどいい距離。

それでなんで距離感かっていうと、仲がいいと思う人たちの距離感が見ていていいなーと思ったからです。
最適解かはわからないけど、つかず離れずな感じですごく楽そうな感じです。
自分は距離をある程度おく癖があって接しやすい人間みたいになるけど、距離を詰めるというのが難しいので詰まってる感じの人たちを見ると凄い才能だなと思ってしまいます。
凄い才能と言いつつ、おそらくだいたいの人ができることだとは思います。
詰めたその先にどんな距離があるんでしょう。個人的には幸せと呼ばれるものなんだと信じています。
とか言いながら、詰める必要がないなという結論を最近打ち出していて、人の距離感でいうとその人の間合いと自分の間合いが出会った時点でいい距離感だった場合、それを崩さなければいいと思っている今日この頃。
だったら一体なんの話だったんだろう。
最適とされる距離とか何も調べてないし。

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写真は今日斉藤バルに行く前にネルケンに寄ったもの。
テーブルの上の配置は置かれるがままで自分が置いたタバコを除けば、それぞれが独立していい距離感で置かれている気がする。
合理性はあるかわからないけど、そんな感じがする。太陽系みたいな。
このコーヒーカップみたいにいい距離感の中に存在したいものです。