絵文字のそれ

「これを判じてごろうぜよ」
こんにちは、ご機嫌いかがでしょうか。
上の一行を見て察しのつく方もいるかと思いますが、今日は判じ絵についてです。

今でこそ日本人の識字率も最高水準にありますが、江戸の時分には文盲な庶民は多くいた訳です。
判じ絵というのは、そんな庶民でも読めるように絵文字で文章を書いたのが始まりなんでしょうか。
仏教を庶民に広めるのに都合がいいとかなんとか。そんな説もあるようです。
判じ絵は単なる伝達ツールにとどまらず、インテリ層にもなぞなぞの娯楽として楽しまれたようです。

これを知ったのはNHKでやっていたタイムスクープハンターでした。
要潤演じる時空ジャーナリストがお江戸に飛んで史実を取材するとかそんな内容の番組です。
NHKは金とってるだけあって面白い番組が多いなと思って見てました。
タイトルは「判じ絵!なぞなぞ挑戦状」だったみたいでが、残念ながら動画は見つかりませんでした。

いまいち分からないなという方に身近な例をあげますと、手拭いで有名な「かまわぬ」です。
HPを見ると「へ◯ぬ」みたいな感じですが、「鎌、輪、ぬ」ということです。
ぬってなんだよ、と疑問を感じると思いますが、これはこういう判じ絵なんだそうです。
ということは、文盲といえども平仮名は読めていたという事でしょうか。
うまい動画がなかったですが、こちらを貼付けておきます。

少し前の女子高生のメールは絵文字だけで文章になっていたのもあった気がします。
もう誰も使いませんが、チョベリバから始まり、今は何でしょう、誕プレとかの詰めた言葉もあります。
短縮言葉に関して言いますと、「あたぼーだ」というのは「当たりめぇだ、べらぼーめ」を詰めたものだと志ん朝さんの大工調べで言っていました。
彼女らは新しいことをしているようで、本能的に江戸の流れを汲んでいるように思えます。
ただ、自分の同級生には一文字一文字の間にぱ行を挟んで話す事で、当人がそこにいてもその人の悪口さえ言えてしまうというすごい言語が存在しました。

例をあげると、
「こいつ、まじうざいんだけど。」
というのが、
「こぽいぴつぷ、まぱじぴうぷざぱいぴんだぱけぺどぽ。」
となるというものです。これなら相手にわかりませんね。
とても早く喋るので聞いてて理解できるものでもなく、多分ぱ行を挟んでいるだけだろうという憶測ではありますが、簡単に暗号化してすごいなぁと感心したものです。

で、判じ絵がどうしたということですが、判じ絵WSみたいのをやってみたいと思ったわけです。
いつも通りふわっとした思いつきですが、例えば判じ絵にもある程度のルールみたいなものがあるようなので、小学生対象にそれを教えてから、親に手紙を書いてみよう。とか。
逆に親の方が子供に書いてみるとか。どっちでもいいんですけど。
そういうの楽しそうだなと思います。

興味ある方は本を買ってみて、飽きたら店に下さい。
そういう人がいなければ、いないでしょうけど、また思い出したときにでも買います。

タイムスクープハンターの検索で、おなら代理人というのが気になりました。
次回はひょっとしたら「屁負比丘尼」について書くかもしれません。
あとNHKは普段金取ってるならオンデマンドはタダにしろと思いますね。それが未払い対策なら払っている人からは二重取りのような気も。全部アーカイブされてるわけでもないし。

--
関連記事