ものぐさ工作:サイクルスタンド

休日の自転車乗りの人たちが立ち寄りやすいようにしたいと思い、今回も適当に作りました。思っていた金具が見つからなかったので当初考えていたのとは違う形となりました。
今回は材料を買ってきたのであまり不要品処理の要素はありませんが、なんかに使おうとして買ったものの、絶対今後使う予定ないでかいビスがあったのでそちらを使いました。
折りたためることを前提としていて、ソーホースブラケットは安直すぎて使いたくないというのがあったので、このようなものになっています。

所要時間:80分
材料:
・角材的なもの(7本が好ましい)
・ボルトとかナットとかビスとか接合に使うもの
・ボンドとかインパクトとかの工具、道具類

まず、角材的なものを5本用意します。
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これを任意の長さに切ります。
5本の場合は4本が脚になります。脚の長さは任意です。今回は4本揃えただけで測ってません。1400mmくらいですかね。どうでしょう。
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下の方に見えるドアストッパーみたいな形のは脚を開いた時のストッパーの役目を果たします。内角は10°、45°、125°くらいだと思います。何度で切ったか覚えてませんが、適当にやりましょう。

カットが終わったらもうボルトの穴あけです。
必要なのは写真のものと何かペンです。
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ドリルビットは細いのありますが、特にこの段階では必要ありません。
ボルトの経と同じ太さのドリルがあれば大丈夫です。
可動部を脚を切って出た端材で試しにどんな感じになるか組んでみます。
この時、穴を開ける点は勘で打って、本番の微調整に備えます。
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ドアストッパーとサドルが載る棒の関係はこんな感じにしたいけどこれだと棒と脚が被ってるので実際にはこうやって開けないということになるので支点をちょっと下にずらそうということになります。

それでずらしたとこになんとなく印を。
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今回は45mmの棒をボルトで二本を止めるので、合計90mmに対してまっすぐに穴を開けないとおかしなことになるというのは想像に易いでしょう。しかし、ボール盤だとかドリルを固定するようなものも持っていないので、手で行くしかありません。
手で行く場合には、表と裏、両方からまっすぐ入れるつもりでやれば大丈夫です。真ん中のあたりはちょっと穴が広がるかもしれませんが、見た目は綺麗にできます。
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穴が空いたらナット側をちょっと埋まる感じにしたいと思った(ただのイメージなのでそうゆうのが正しいかわかりません)ので座ぐりカッターなるもので掘りました。
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穴の上からやってるので全く中心が定まらず大失敗です。先に座ぐりをやるべきだと、今書きながら気づいたので両サイドとも失敗してます。
そこがものぐさ工作の醍醐味でもあります。

とりあえず両方ボルトを通してこんな感じに。
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ここまできたら後はとめるだけです。
でかいビスが6本あったので、棒をビス3本ずつで留めようということで下穴をあけます。何か見てる目盛りがおかしくて余計な穴をひとつあけてしましました。IMG_1166

ビスはこんな感じです。
途中、インパクトの電池がなくなり、電動ドリルにしたところ、押し付けが足りずに舐めてしまい、一本飛び出てしまいました。ビスを買い換える気もないので、このままです。

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ドアストッパーはこんなふうになるようにボンドとミニビスで留めました。
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どうでしょう。なかなか美しいのではないでしょうか。
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角材的なのが7本あったほうがいいと思ったのは脚の下を繋いどけば折りたたむときにその真ん中らへんを脚で押すだけで折り畳めて便利だなと思ったからです。
広げる時もそうだし、強度もでると思います。買う段階で想像が及びませんでした。
材はジョイフル本田瑞穂店で買ってきたので、遠く、今買い足せません。
こんなんで、自分がぶら下がってもうんともすんと言いませんから、何かで必要という方は試してみてください。

まぁ、簡易的に作りたい場合はソーホースブラケットでツーバイ材使うほうが作業量も少ないし、そっちだろうし、自分のようにそんな何も考えない工作はいやだ、という人は真似しないだろうし、結局誰の参考にもなりませんね。