橋のピアノ #8 の記録

この企画は斉藤友秋さんの定期企画です。この店にあるピアノを維持するためのチャリティー要素もあり、普段はゲストを招いて楽曲提供しあうような展開でしたが、今回はひと味違いました。

ひと味違うというのはまず写真を見てなにか思うかもしれませんがとりあえずそこは置いといて、今回はゲストなし、斉藤さんのソロということです。しかもエレキ。
ちょうど「光を摘む -光の記録-」の会期中に行われたということもあり、前の週に展示を見てからの着想。幾重にも重なる光の反射を重なる時間と捉えた主題がありました。速すぎて同時に起こっているかのように見える光を音に置き換えたインスタレーションのような演奏でした。

さて、問題の写真です。
エレキギターとマイクを携えて外で歌う斉藤友秋。
この店で撮影された最もかっこいい写真かもしれません。
音は中でなっているので、本人には自分の手元でなっている弦の音も車が通れば聞こえない状況。その音を聴きながら、中のお客さんがエフェクターを弄ってみるという実験。
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店の新たな活用方が見えたり、エフェクタ弄りをお客さんがだいぶ楽しんでいたりでよい橋のピアノになりました。

次回もやばそうで楽しみです。