お盆休みをとった
今年は多分、店をはじめてからはじめてお盆休みをとった。シテンはずっとやってるし他の仕事もあるからそんなに休みの感じはないけど、なかなか営業してるとできないことは色々とあったからそれらを少しできてよかった。
記事のアイキャッチとなっているのはカウンターのとこで、上の部分が開店当初は黒板となっていた。
壁を黒板塗料で塗って、上手いことメニューとか書いたりしたらということだったけど上手いことできず、order hereとだけ書いてみたり、展示の搬出の際に塗料が剥がれたりしてみっともなくなってたから4mm板とか貼ってどうにかできないかとやっていた。ホームセンターで無理言って3×6の板を8cm幅で揃えて切ってもらってそれを自分で24cmの長さに揃え、ヘリンボーンみたいなことをしようとしたけど、さすがにちゃんとみんな幅が揃うでもなく厳しくて断念。レンガ状に並べるとか正方形に切ってみたりとかで中途半端にやっていた。
変遷は人々がネットの海に放った写真を探したりすればなんとなく分かるかもしれないけど、ようやく上手いことできたのでは、という納得の形になった。
使ったのは4mmのシナ合板と丸いというか円柱の棒を半分に割ったような木材。微調整で必要な削り以外は特に加工せず、これぞものぐさ工作といった感じでできた。(そもそもこの単なる装飾は工作なのだろうかという疑問はある)
安く揃えて適当に現場合わせでなんとなくいい感じに、ができた気はする。
長年の課題を消化して気分も良くなり、休みに入ったらやろうと思っていたエスプレッソマシンの掃除もした。
左のグループヘッドのフローが右の半分くらいになってしまい、しばらく右しか使っていなかった。
写真のタイミングがわるくてよくわからないけど、グループヘッド開けて掃除して、フローが丁度良い感じになるよう調整できた。左右ほぼ変わらなくなったからこれからはまた両方に使える。
他の店はどうしてるかわからないけど、自分は今日は左、今日は右という風にバランス良く使うようにしてる。
焙煎機の改造とか、色々分解してると段々とどこがどうなってどうしたいのか、みたいなつくり手の意図?みたいのが見えてくるから分解も怖くなくなってくる。分解は理解というか、何か機材をつくる人が子どものころは家にある家電をなんでと分解してしまって親に怒られましたみたいなエピソードをよく見かけた気がするけど、納得というか、若いうちに色々分解しておけばよかったと少し後悔してみたり。
蓋を開けてて思い出したのがこれ。バキュームブレーカーと言って、がぞのちょうど中央くらいにあるやつ。沸騰したら蒸気をそこで止める部品。こう書いてて、なぜ沸騰してから止める必要が?初めから密閉したとこで沸かせばいいのでは?と感じた。圧力が上がってくと沸騰が遅くなるとかあるのか?ボイラータンク内は空気要らないから出し切るためか?とか理由を適当に考えておく。解決されなくとと予測を立てるみたいな、たぶん人生そういうのが大事。
このL190という部品。$20程度で買えるけど送料が$50近くて買うのを躊躇うのだけども、幸いシャワースクリーンやガスケットも交換したかったから併せると送料と釣り合いが取れたので購入。
イリノイ州にある店からDHLで2日くらいで届いたからかなり驚いた。物流業界すごい。シャワースクリーンはマルゾッコライオン(勝手にそう呼んでる)が入ってて良いですねー。
ついでにEverpureのフィルターカートリッジも交換したので、エスプレッソの味はクリアになったはず。強すぎて扱いにくいと思ってたスチー厶の圧力も少し調整できたしラテも良くなるのではと。
そんなこんなでお盆休みも終わり、明日からは営業が始まります。
今日はこれからシテンに行き、午後交代したらブリュッケで焙煎と明日のお菓子焼きなど。
今は朝の5:27。前回の記事で書いた画像問題の解消の為にスマホかろポストを試してみた。ちまちましているものの、意外といけるのでは…
2024年8月21日