
消防設備士
防火対象物の関係者は消防用設備等の点検・報告義務があって、年に1度、消火器の点検なんかを自分でして消防署に報告をしている。
それはそうと店の入り口には非常灯が設置してある。非常口に人が駆け込む絵で緑に光るあれですね。去年、消防点検が来て非常灯の点検報告がないと指摘を受けてしまった。点検なんて面倒だからと消防署に問い合わせて電気式じゃない非常パネルにできないかと問い合わせてみたものの、建物全体の構造上電気式でないとだめということだった。
これを毎年点検しないと最悪罰金もあり得るらしくどうしよう、とまずどこに点検を頼むのか調べてみたところ、甲種4類の消防設備士が点検できるらしいことがわかった。
しかし、他に消火設備とかもないのにこの1個の点検だけ来てもらって一万円とかなるのか?実際には金額わからないけどそれなら資格とったほうが早くないか?と思い要項を確認すると6,600円。参考書と合わせても一万円は切りそうだしその線がいいと思って参考書を購入。宅建の時のようなYouTube動画がなく結局参考書の内容だけとにかく覚えた。
試験当日、シテンの空いてしまっていた午前中シフトに入っていた。本当は午後残るべきところ大事な用事があるからと抜けさせてもらい、小川町まで歩いて笹塚に。試験までまだ1時間ちょっと。資格試験の時には100均で腕時計を買うのがおなじみになっていて駅近くの昔からありそうな商業施設のDAISOにて購入。

腹も減ってるから2階にあった大戸屋で食べることにした。人が並んではいたけど、近隣の人たちが並んでるなら意外と進むのだろうと思ってと並んだ。が、全然進まなくて復習は捗ったが30分以上してやっと入れた。試験会場まで10分、提供まで10分としたら10分弱で食べたい。果たして10分で出てくるのか、と思いながらトンカツ定食を注文。この10分が最後の復習になると自分メモだけ見ていた。遅い。なかなか出てこない。食べられないのでは。と15分が経とうとしたとき、料理は運ばれてきた。もとから早食いだから掻き込んで店をでる。コンビニで水分を買って試験場に走った。

危険物取扱者試験場と書いた紙が貼られてたからこの建物だと確信してギリギリに到着。建物に入って消防設備士はどの教室か聞くと、「今日は危険物取扱者です。大丈夫ですか?」と返ってきた。「大丈夫です。」と言ってまた電車に乗った。カレンダーを見ると、確かに昨日の日付になっていた。昨日何してたかというと、店のカウンターで勉強しているお客さんに「自分も横で勉強していいですか?」と言って勉強していた。やりそうでやっていなかったことを遂にやってしまったと思った。
シテンに戻ると「杉浦さん早かったですねー。」と言われつつ、店番をした。
消防設備士の試験は毎月あったりしないから12月に再度申込み再受験(?)した。受験セットを用意して今回はちゃんとカレンダーを確認して臨んだ。

甲種4類は自動火災警報装置の設置・点検などができる資格で、各感知器の点検なんかもする。集合住宅に住んでると年に1回家に業者の人が入って天井の感知器に棒の先のカップみたいのを被せてチェックしてるあれである。点検だけなら乙種の資格でもいいんだけど、電気工事士を取得してると結構な問題数が免除されるし、甲種の方がいいならいい方がいいと甲種にした。ネットで情報を見てると免除すると全ての必要得点数があがるから免除しないほうがいいという意見もあったけど、断然免除したほうがいいと思う。
試験の結果発表は2月。ネットで手軽に確認できる。

無事合格してこれからは自分で消防点検ができる。
せっかくだから週2くらいでできる点検バイトがないか探したけどなさそうだった。なかなか普段入れない建物に入ったりできるの楽しそうだなーと思うけどいつかその仕事ができるのだろうか。
結構体力使うようだからやるなら早めがいいような気もする。
年末のことを今更という気もしてるけど、店のブログをやっていかないといけない気がして。ここから更新がつづきますように…
2025年5月10日