だつお 個展 「アトミック蒸留所の山羊」

出張コーヒーでもお世話になっている池袋のコ本やを主宰するだつおさんの個展を開催いたします。
絵本の展示はどのようなものになるか楽しみです。是非ご高覧ください!

 

川の谷間にある蒸留所で、一滴のウォッカから山羊が産まれた。海洋性気候のおだやかな土地が亜熱帯に変わりゆくなかで、「アトム」を創り出そうと実験を繰り返す父と山羊の物語。

“絵本”について、本としての存在感や、読み聞かせからうまれつづける別の物語、めくることで展開する映像的な時間軸といった要素について考えてきただつおが、あたらしく制作した絵本を発表します。

 

会期 2020年9月11日(金)〜27日(日)

だつお / Datsuo
2001年頃よりお絵かき掲示板やpixivなどのWebメディアを通して、イラストを中心に発表し続ける。当時小学生だった妹と共同制作したり、成長し続けるものをいかに記録し、画面の向こうに発信できるかを実験しながら、作品を生み出している。コ本や honkbook(池袋)主宰。青柳菜摘名義でも活動を展開。
www.datsuo.com

日程 2020年9月11日 (金) - 9月27日 (日)

料金 無料(ご注文お願いします)

作家 青柳 菜摘 / だつお

青柳 菜摘 / だつお

Aoyagi Natsumi
1990年東京都生まれ。ある虫や身近な人、植物、景観に至るまであらゆるものの成長過程を観察する上で、記録メディアや固有の媒体に捉われずにいかに表現することが可能か。リサーチやフィールドワークを重ねながら、作者である自身の見ているものがそのまま表れているように経験させる手段と、観者がその不可能性に気づくことを主題として取り組んでいる。2014年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。近年の活動に「冨士日記」(NADiff Gallery, 2016)、「孵化日記 2011,2014-2016」 (NTTインターコミュニケーション・センター [ICC], 2016)、「孵化日記 2014-2015」(第10回 恵比寿映像祭, 2018)など。また書籍に『孵化日記2011年5月』(thoasa publishing, 2016)、小説『黒い土の時間』(2017)がある。「だつお」というアーティスト名でも活動。