森を巡る
2017年のはじめの展示は坂本優子さんの展示となります。
動物たちがどこかに隠れているけど、この動物たちは何か違うものを持っています。
そんな違和感も楽めるかと思います。
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動植物をモチーフにして、ずっと絵を描いています。
それらは、自然の多い場所で生まれ育った私にとって、とても身近に感じられるものでした。
そして近年は、それらをめぐる“つながり”の様なものへと意識が向かっています。
時間の連なりなども含めて。
実際これらは言葉にすると、とてつもなく壮大な話になってしまうので少し恐縮してしまうのですが、
長い長い時間繰り返されている自然の中の循環、私たちもまたその一部であること。
そのようなことを念頭に置きながら日々制作しています。
今回の展示が様々な方に観ていただける機会になれば嬉しいです。
ぜひご覧ください。
日程 2017年3月8日 (水) - 3月20日 (月)
料金 無料
作家 坂本優子
坂本優子
1978年兵庫県生まれ。金沢美術工芸大学工芸科で鍛金を学ぶと同時に、独自に絵画を制作。卒業後は関西を拠点に絵画作品を制作・発表している。主に絵の具を転写させた際にできる偶発的な線や形を活かしながら、細密なペン画を加えて動植物等を描いている。近年は動物の骨をモチーフとして扱うことも多く、長い時間繰り返されている自然の中の循環や時間の連なりなどに関心を寄せて制作している。
〔経歴〕
2002 金沢美術工芸大学工芸科卒業
1978 兵庫県生まれ
〔個展〕
2016 坂本優子展(the Palace Side hotel 1Fロビー/京都)
2015 「uto」(MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w /京都)
2006 「森のシロ烏」(MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w /京都)
2005 「clouds and mountain」(MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w /京都)
2004 「ツヅナリ」(MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w /京都)
〔グループ展〕
2016 シェル美術賞展2016 入選(国立新美術館/東京)
「a3 project / season 2016」(MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w /京都)
第2回藝文京展2016 入選(京都芸術センター)
2015 シェル美術賞展2015 入選(国立新美術館/東京)
2014 ART OSAKA(ホテルグランヴィア大阪)
西脇市サムホール大賞展 入選(西脇市岡之山美術館/兵庫)
2013 NEW CITY ART FAIR(阪急うめだギャラリー/大阪)
2010 「有毒女子」(MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w /京都)
2009 「冬景」(MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w /京都)
2008 「夏景」(MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w /京都)
京展 入選(京都市美術館)
2007 「夏景」(MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w /京都)
2005 「想画考」(MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w /京都)
「Art in transit vol.7」(the palace side hotel/京都)
ART in CASO (海岸通ギャラリー・CASO/大阪)
2004 「stay with art~境界線~」(HOTEL T’POINT/大阪)
〔参考文献〕
「AFTER THE REALIYTY 2」、『Sprout』 2005 vol-7