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実験音楽イヴェントを企画いただきましたー
以下、企画詳細です。


ギタリスト”キドウラコウイチ”と、ターンテーブリスト”山下哲史”の呼びかけのもと、TOKYOアンダーグラウンドシーンの怪物たちが集結するノイズ/実験音楽会。
ライヴハウスでの爆音演奏に慣れた音楽家たちが、”音量制限のあるカフェ”というアウェイな環境で、オリジナルかつユニークな演奏を披露できるのかを検証する、真の意味での実験イヴェントです。
制約に飲み込まれてしまうのか、制約を逆手に取るかは、各音楽家の腕次第となります。
オーディエンスにとっても、BRÜCKEで珈琲を味わいながら、耳をすまし、わざわざノイズを聴くという貴重な知覚体験となることでしょう。

日程 2017年7月23日 (日)

料金 入場料:¥0。ワンドリンク+投げ銭制アリ。

時間 18:00スタート

出演 I-L + sound of nothing LZ129 Tetra kazuki okada world wide size

I-L + sound of nothing

I-L:shunによるエクスペリメンタル・ギタードローン・ユニット。

マイ・ブラッディ・ヴァレンタインへの偏愛とその研究成果を、唯一無二の夢幻的ギターサウンドに昇華させた特異な演奏スタイルは、シューゲイザーの最終進化形態として、世界的な注目を集めている。
sound of nothing:渡部遊による電子音楽ユニット。様々なデヴァイスを駆使し、静謐なピアノ曲からフロア対応のドープなエレクトロニカまでをも射程に組み込んだコスパの高いパフォーマンスで、TOKYOアンダーグラウンドシーンを侵食し続けている。

両者のコラボレーションは、約1年ぶりとなる。

LZ129

岡崎竜太によるソロユニット。
ノイズ的意匠をまといながらも、いわゆる「ジャパノイズ」の文脈からは余りにも隔絶した地点から放たれる理知的かつ美学的な重音塊は、聴く者に「ノイズとは何か」、さらには、「音楽とは何か」と問いかけ続けている。

Tetra

ギターデュオ”gigigiz”、シンガーソングライター”コーラ”、そしてターンテーブリスト”山下哲史”によって結成。
スラッジ/ポエトリーリーディング/ノイズを自在に越境する即興演奏の緊張感と、そこはかとなく漂うスットコドッコイ感に満ちたパフォーマンスで、首都圏ライヴハウス関係者から熱烈な支持を得ている。

kazuki okada

ねじくれポップバンド「極東ピーコック」のフロントマン=岡田和樹によるソロ・ユニット。
ダーク・アンビエントを基調としつつ、硬質なギターサウンドと実直なヴォイスによって、耽美に構築されながらも暴力的に崩壊していく音響空間は、ノイズミュージックの新たな地平を感じさせる。

world wide size

あらゆる意味でハードコアを目指すギタリスト・キドウラコウイチと、機械になりたがっているドラマー・スギヤマトモロヲのユニット。膨大な機材と技巧を駆使し、テクノ的なアプローチで迫りつつも、骨太な身体性を維持し続ける演奏とサウンドは、まさしくロック。