小路谷 秀樹

1959年生まれ。高校2年時、8mm映画「ありふれた憂悶」を自主制作し、NHKの番組「若い広場」にて放送される。1981年、イメージフォーラム5期生となり、同期の仲間らとAVメーカー宇宙企画にてアダルトビデオ作品を創る。82年、宇宙企画に専属ディレクターとして入社し数多くのAV作品を創出。ドキュメントとイメージ映像を取り入れた画期的作風は映像界全体に広く影響を与え、成人映画における描写を大きく変える。代表作は「美智子の恥じらいノート」「インモラルエクスタシー」「天なる龍と地なる亀」。

1991年、アダルトビデオパンチドランカーに陥った小路谷は新日本プロレス、アントニオ猪木氏と出会い、プロレスビデオ「闘魂Vスペシャル」を監督、プロデュースする。試合のみならず、戦いの前後における選手の人間像を炙る手法はプロレス、格闘技映像、放送の在り様を変える。代表作はアントニオ猪木氏が平壌で19万人の大観衆を集めて行った平和の祭典の一部始終を綴ったドキュメンタリー「猪木道」。

2012年の暮れユーチューブにアップされていた「月面異星人遺体動画」に衝撃を受けた小路谷は『虚空門 GATE』の制作に踏み切る。2019年初春、完成。